グローバル・バリューは6月6日、NECビッグローブからホスティング基盤の提供を受け、SaaS型でポイントシステムを提供開始した。
現在提供している加盟店型の共通ポイントサービス「バリュー・ポイント」とあわせて、SaaS型でサービスを提供することにより、2009年度末までに利用企業300社の獲得を目指す。
バリュー・ポイントは、広告や商品キャンペーン、レシートやチケットに印字された16文字のひらがなコードを携帯電話から入力することにより、銀行口座へのキャッシュバックや電子マネー「Edy」に交換が可能なポイントを貯めることができるポイントサービス。
サービス利用企業は、店舗でレシートやチケットにひらがなコードを印字して配布することで、ウェブサイトなどの様々な媒体と店頭を掛け合わせた販促による集客や効果測定を行うことができる。専用端末の設置が不要なため、迅速なポイントサービスの展開が可能となっている。
今回のSaaS型サービスの提供開始により、サービス利用企業は、ポイントシステムを独自に構築することなく、容易に自社ブランドのポイントサービスを開始することが可能になった。
また、現在独自のポイントを運用している企業も、バリュー・ポイントを自社ポイントシステムと連携させることで、広告媒体やウェブサイトでの会員獲得や店頭との販促連携を行うことができるとしている。
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