AOLがBeboの買収を完了した。今後AOLは、Beboを新設したPeople Networks事業部門に統合する計画だ。
AOLが米国時間5月19日に明らかにしたところによると、新設されるPeople Networks部門には、Bebo、AIM、ICQに加え、AOLの他のコミュニティプラットフォームが含まれ、全世界のユーザー数はおよそ8000万人に達するという。Beboの最高経営責任者(CEO)、Joanna Shields氏はAOLのエグゼクティブバイスプレジデント兼People Networks担当社長に就任する。
AOLは3月、Beboを8億5000万ドルで買収すると発表した。Bebo買収の目的は、AOLの国際的存在感の向上にある。Beboは主に若者をターゲットにしたソーシャルネットワーキングサイト(SNS)で、英国、アイルランド、ニュージーランドで人気がある。
新People Networks部門では、AOLのいくつかのソーシャルメディア技術が統合される。また同部門には、ウィジェット技術企業のGoowy MediaやQ&A形式のソーシャル検索サービスを提供するYeddaも含まれる。
AOL、Bebo両社は、今後、コンテンツおよびアプリケーションのクロスディストリビューションを行う。例えば、AOLはいくつかのチャネルでBebo独自のプログラミングの推進し、一方のBeboもAOLの音楽、エンターテインメントコンテンツを取り入れる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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