デル(ジム・メリット社長)は、総合スーパーの西友(エドワード・ジェームズ・カレジェッスキー代表執行役最高経営責任者)の主要店舗でパソコン販売を開始すると発表した。「西友オリジナル仕様」として新しく製品を開発。家電量販店などを中心とする店頭販売網と異なるユーザーを開拓していく。
西友では、5月12日から荻窪店でデル製パソコンの販売開始を手始めとして、今年中に全国の約30店舗で取り扱う。対象モデルは、ノートパソコンの「Inspiron 1525」や「XPS M1330」、デスクトップ「Inspiron 530s」の3製品となる。家庭内のパソコン初心者などが最適に利用できるように独自仕様として開発した。個人パソコンユーザーのすそ野拡大を視野に入れることを目的としている。デルでは、西友とのアライアンスでパソコン販売網の拡大が狙い。
今回の提携は、西友の親会社であるウォルマート・ストアーズと米デルが米国を中心に世界各国でのパソコン販売で協力関係を敷いていることが背景にある。日本での提携で、両社の連携が一段と強化したことになる。
※週刊BCN 2008年5月19日付 Vol.1235より転載
デル=http://www.dell.com/jp/CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス