NECビッグローブ(BIGLOBE)は5月15日、企業向けの電子文書管理ASPサービス「BIGLOBEドキュメントコントロールサービス」を、Microsoft Officeで作成された電子文書に対応させた。
BIGLOBEドキュメントコントロールサービスは、ユーザーが発行するPDF形式の電子文書の開示レベルを任意にコントロールできる文書セキュリティサービス。文書ごとに「ポリシー」と呼ぶセキュリティキーを付与し、管理者側で開示設定を一元的にコントロールできるため、万一文書が流失しても、文書を閲覧できないように制御することができる。
同サービスではこれまで、ポリシーを付与するにあたって、事前にユーザー自身が文書をPDFに変換する必要があったが、今回の機能強化により、Microsoft OfficeのExcel、Word、PowerPointなどで作成された文書を、事前のPDF変換なしに、ウェブ上でポリシー付与と同時にPDF化することが可能になった。
PDF変換ツールを持たない企業でも、Microsoft Officeで作成した文書をPDF化できるため、見積書や提案書、仕様書、契約書などの電子文書を安全に管理することが可能になるとしている。
なお、文書のPDF変換には、アドビシステムズの「Adobe LiveCycle PDF Generator ES」が利用されている。
BIGLOBEでは、同サービスで今後3年間に新規ユーザー150社を含む500社を獲得し、30億円の売上げを目指すとしている。
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