セイコーエプソンは4月30日、代表取締役の異動を発表した。新社長には現常務取締役の碓井稔氏が就任し、現社長の花岡清二氏は代表取締役会長となる。また、現取締役会長の草間三郎氏は取締役を退任、相談役に就任する予定だ。6月25日に開催予定の定時株主総会、取締役会、監査役会において決定される予定だという。
碓井氏は昭和30年生まれの53歳。東京大学工学部卒業後、昭和54年に入社。平成19年10月からは常務取締役に就任している。
同社では、「中期経営計画・創造と挑戦1000」に基づき事業を推進しており、情報関連機器事業の拡大、電子デバイス事業展開の方向性の決定などを受け、経営として一定の方向付けができたと判断。この改革の成果を盤石なものにし、さらに中長期基本構想を新たな視座でまとめ、その実現を図ることを、社長交代の理由としている。
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