ワコム、独自技術のタッチセンサーを製品化、7-9月期に出荷開始

 ワコム(山田正彦社長)は4月23日、表面静電結合方式タッチセンサー技術「Reverse Ramping Field Capacitive タッチ(RRFCタッチ)」を製品化したと発表した。

 「RRFCタッチ」はPCなどのディスプレイ表面に組み込むことで、指で入力や機器の操作を行うことができる技術。画面の透過率を95%に高め外光の反射を抑えたほか、特殊加工で傷などへの耐久性も確保した。電子ペンと指での入力・操作を一つのコントローラーで制御することができる。

 新技術はワコムが07年6月に買収した米タッチスクリーン・コネクション・オアシス社が持つタッチセンサー技術と、ワコムのEMR(電磁誘導方式)センサー技術を合わせて開発した。7-9月期に出荷を開始。年間10万本の出荷を見込む。

ワコム=http://www.wacom.co.jp/

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