【レビュー】誰もが納得する誉れ高き一台--ペンタックス「K20D」

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ペンタックス
内容:2006年11月に発売されたペンタックス「K10D」は、その高性能かつ優れた操作性により多くのカメラファンに支持された一台だ。その「K10D」に更なる高画質を与え新生させたカメラがペンタックス「K20D」である。それは同時にペンタックスというカメラメーカーの変革をも象徴する一台となった。

進化し続ける完成形

  • 正面から見たK20D(左)とK10D(右)。PENTAXロゴが微妙に変更になっている

 ペンタックスK20Dはその外観からも判るように前機種K10Dの後継機となる。並べてみるまでもないほどにその二台の見た目や触感は共通している。ペンタックスのデジタル一眼として最高級機に位置する機体は、手に余ることもないボディサイズと程よいと重量で持つ者に安心感を与えてくれる。K10Dゆずりのグリップもフォールドにはちょうど良い。細かく見比べていくとK20Dになって変更されたカ所を見つけることができるが、その最小限に留められた変更はK10Dの時点ですでに完成形となっていた証拠でもある。

  • 右がK10D、左がK20D。液晶モニターが2.5型から2.7型へ大きくなっている。アンチシェイクのON/OFFスイッチに変更がある程度で背面レイアウトに大きな変更はない

  • 右がK10D、左がK20D。ほとんど間違い探し程度の違いだ

  • K20Dでは外部ストロボ端子が用意された。RAWボタンも健在

  • K10Dでは小さくてつまみにくいと不評だったメモリカード室とバッテリー室の開閉つまみも若干だが大きくなった

  • モードダイヤルはK10Dと同じ。好評の感度優先(Sv)、シャッター速度&絞り優先(TAv)モードも健在

  • K10DではシルバーだったレリーズボタンがK20Dではブラックに

 外観こそ大きな変更がみられないK20Dだが、その内部は確実に進化している。K10Dに搭載されていた撮像素子(約1020万画素CCD)が約1460万画素CMOSへと変更されたのだ。これはペンタックス、サムスンテックウィン、サムスン電子の共同開発による撮像素子となり、APSサイズの撮像素子を採用するデジタル一眼レフカメラの中では最多の画素数となる(K20D発売時)。

 また更なる低ノイズ化を実現したことで、最高ISO感度も1600から3200(拡張時6400)へとアップされている。これはおよそ1EV分のノイズ低減が可能となった結果だという。また高感度ノイズリダクションは「OFF、微弱、弱、強」と使い分けることができる。ノイズリダクションは強くかけることでよりノイズを軽減できるが、同時に画像の解像感が損なわれるので状況に応じて使い分けたい。

  • ライトアップされた煉瓦倉庫。K20Dを三脚に据え付けISO感度を変えて撮影。黄色枠内を等倍に拡大して画像を比較する

  • K20DをISO感度100〜6400まで変えてテスト。高感度ノイズリダクション、長秒時ノイズリダクションをそれぞれON/OFFを組み合わせて撮影。参考にK10Dでもテストを行った

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