電通は4月7日、2008年3月度の単体売上高を発表した。4大マスメディアが前年より減少あるいは横ばいという不振の中で、インタラクティブメディアが大きな伸びを示した。
発表によると、電通全社の2008年3月度の売上高は1730億7400万円で、前年比3.3%減となった。業務別では、新聞が204億9000万円で前年比8.9%減、雑誌が84億9900万円で前年比0.6%増、ラジオが21億8200万円で前年比7.2%減、テレビが705億2100万円で前年比1.5%減と、4大マスメディアは前年比より減少あるいは横ばいという結果になった。
一方、インターネットやモバイル関連メディアを含むインタラクティブメディアは、31億2000万円で前年比18.3%増と大きな伸びを示した。このほか、OOH(交通広告・屋外広告など)メディアは65億2900万円で前年比1.7%増、クリエイティブが273億800万円で前年比4.0%増、マーケティング・プロモーションが229億4100万円で前年比0.4%増などとなっている。
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