Facebookは米国時間4月6日、新インスタントメッセージング(IM)サービス「Facebook Chat」の提供を開始した。
Inside FacebookのJustin Smith氏は、早速新サービスを試している。その結果、Smith氏が下した結論は以下の通りだ。「(Facebook Chatは)大変魅力的なサービス。これまで、友達リストを利用した活気あるソーシャルネットワークを構築してこなかった従来のIMネットワーク(AIMなど)にとっては脅威となるだろう。Facebookのリアルタイム性やプレゼンス機能が強化されることにより、同サイトのセッション時間の長さは飛躍的に伸びるだろう。Facebookは間もなく、IM分野で重要なプレーヤーとなる」
Facebookは、多くのユーザーがChatを利用し始めた際に、負荷の増加やスケーリングに確実に対応できるように、サービスを段階的に提供しているようだ。現在、Chatが利用できるのは一部のネットワークのみと見られる。
Facebookは3月中旬に同サービスのプレビューを発表し、2週間以内に提供を開始すると発表した。当時、製品担当マネジャーのPeter Deng氏は、「同サイトにログインすると、ブラウザの下部にChat(ユーザーインターフェース)が表示される」と述べた上で、「決して邪魔にならず、必要な時にいつでも利用できる」と付け加えた。Chatを利用するためにソフトウェアのダウンロードは必要ない。Deng氏によると、Chatは各ユーザーのFacebook友達リストと統合されており、すべてのブラウザに対応しているという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したも のです。海外CNET Networksの記事へ
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