日本エフ・セキュアは4月1日、F-Secure社が香港最大手の携帯電話会社であるCSL社との業務提携を行ったと発表した。この提携により、F-Secureは「F-Secure モバイルセキュリティサービス」をCSL社のユーザーに提供する。
今回の業務提携により、CSL社は「1O1O」と「One2Free」ユーザーに統合的なセキュリティ機能とソフトウェア更新機能を提供する中国初の携帯電話会社となる。本サービスは、統合的なセキュリティ機能を装備するもので、無線ネットワークやBluetoothを経由したり、メモリカードやデータ同期により感染したPCを介して攻撃してくるウイルスやスパイウェアを完全にブロックする。
サービスは4月8日より「1O1O」と「One2Free」ユーザーを対象に無償トライアルとして提供され、「Symbian Series 60(スマートフォン第2〜3版)」「Windows 6 Professional PDA」「Sony Ericsson UIQ」端末にプリインストールされる。ユーザーは無線ネットワーク上でアプリケーションを携帯電話に直接ダウンロードしてセキュリティ機能を使用できる。なお、トライアル期間の終了後は、CSL加入者の月額電話料金に加算される。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果