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成熟に向かう携帯電話市場--あなたはメーカーで携帯端末を選びますか? - (page 2)

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●あなたが現在メインで使用している携帯電話の使用期間を教えてください(択一回答)

1 1年以上2年未満 25.7%
2 6カ月以上1年未満 23.3%
3 2年以上3年未満 14.6%
4 3カ月以上6カ月未満 9.7%
5 3年以上5年未満 8.0%
6 1カ月以上3カ月未満 7.5%
7 5年以上10年未満 4.7%
8 1カ月未満 4.5%
9 10年以上 2.0%

 「1年以上2年未満」が一位(25.7%)で、「6カ月以上1年未満」が2位(23.3%)で、半数近くの人が2年以内に買い換えている事がわかります。全体を見ると8割強の方が三年以内に買い換えています。

 他の電化製品に比べると買い換えるスピードは早く、故障やバッテリーの消耗だけでなく、新機能・上位機種に対する関心や、デザイン・ファッション性から買い換えている、「携帯電話」ならではの特徴が見られます。ただし、各キャリアともに販売店への報奨金制度を見直した現在では、以前と比較すると「1円端末」のような格安の端末は減少傾向にあり、購入価格が高くなっています。この影響で、今後は端末の買い替えサイクルも変わってくるかもしれません。

 では、端末を購入する際、気にしているポイントは何でしょうか?

●あなたが現在メインで使用している携帯電話を選んだ理由を教えてください(複数回答3つまで)

1 デザイン性 46.0%
2 液晶画面サイズ・液晶の品質 19.3%
3 本体サイズ 18.4%
4 カメラ機能 18.2%
5 メーカーのブランドイメージ 17.4%
6 安価な端末価格設定 16.4%
7 ワンセグチューナー 10.7%
8 メニュー画面などの操作性 10.4%
9 おさいふケータイ機能 7.5%
10 音楽の再生機能 6.6%

 デザイン性が1位(46.0%)で半数近くと大きな選ぶポイントになっています、電話、メール、ウェブ、カメラといった基本的な機能が普及している中、決め手はデザインのようです。「au design project」から登場した「INFOBAR2」や、国内での登場が待たれる「iPhone」などの話題性を見てもその傾向は顕著です。

 また2位が「液晶画面サイズ・液晶の品質」(19.3%)、3位の「本体のサイズ」(18.4%)と、ユーザーは使い心地を重視している事がわかります。写メールなど様々な場面で気軽に使える事で定着した「カメラ機能」(18.2%)もポイントとして大きいようです。

 登場時に話題となった、「ワンセグチューナー」(10.7%)、「おサイフケータイ機能」(7.5%)、「音楽の再生機能」(6.6%)、「GPS機能」(2.5%)などは、現時点では利用する人としない人にばらつきがあるようです。 このことからも、携帯電話に求めるものが細分化・多様化している事がわかります。

 また、大手3キャリアのユーザーが、どういった志向で端末を選んだかを調査したところ、以下のような結果が出ました。

  • ドコモ
    1位:デザイン性
    2位:メーカーのブランドイメージ
    3位:液晶画面サイズ・液晶の品質
    4位:本体サイズ
    5位:カメラ機能
  • au(KDDI)
    1位:デザイン性
    2位:カメラ機能
    3位:安価な端末価格設定
    4位:本体サイズ
    5位:液晶画面サイズ・液晶の品質
  • ソフトバンクモバイル
    1位:デザイン性
    2位:液晶画面サイズ・液晶の品質
    3位:カメラ機能
    4位:安価な端末価格設定
    5位:本体サイズ

 いずれのキャリアの場合も、デザイン性や液晶画面サイズ・品質は重視されていることがわかります。NTTドコモユーザーの特徴としては、ブランドイメージの次に性能を重視する傾向がみられます。auとソフトバンクユーザーは、性能と端末価格設定を重視するようです。

 最後に、端末メーカーに対する愛着がどの程度あるかを質問してみました。

●次回携帯電話端末を購入する際、また同じメーカーの端末を選びますか?(択一回答)

1 メーカーにこだわりはないのでどのメーカーを選んでも良い 37.4%
2 基本的には同じメーカーを選びたいが、必ずとはいえない 24.4%
3 まだよくわからない 15.3%
4 次も同じメーカーの端末を選ぶ。メーカーがキャリアから撤退した場合、当面はそのメーカーの旧機種を使用する 9.6%
5 次も同じメーカーの端末を選ぶ。メーカーがキャリアから撤退していればほかのメーカーの端末を選ぶ 9.1%
6 現状の端末に不満があるので、ほかのメーカーを選ぶ 4.1%

 1位「メーカーにこだわりはないのでどのメーカーを選んでも良い」(37.4%)、2位「基本的には同じメーカーを選びたいが、必ずとはいえない」(24.4%)、3位「まだよくわからない」(15.3%)と上位の答えから、メーカーにこだわりがあるユーザーは2割程度ということがわかります。

 通話だけでなく、「マルチメディアツール」として常に新しい機能が投入されてきた携帯電話ですが、現在でも携帯電話による国際電話の利用や、PC中心であったSNSなどのサービスの利用が進むなど、利用用途はやはり広がっています。今回の調査の結果からもわかるように、ファッション性も重視されるようになっています。

 キャリアや端末メーカーは、国内市場の成熟化とユーザーの志向が細分化するなかで、さらなる飛躍をみせるには、デザインや機能ばかりでなく、革新的なアイデアをプラスする必要に迫られているのではないでしょうか。

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