ウィルコムは3月26日、中国網絡通信集団公司の研究組織である中国網通集団ブロードバンド応用国家工程実験室有限公司(中国網通)と共同で「W-SIM」(ウィルコムシム)の海外用インターフェースを開発したと発表した。中国網通は4月以降、このインターフェースに対応した中国版W-SIMを販売する。
両社では、中国網通はW-SIMを採用することで、パケット通信などPHSサービスの高度化を実現し、ウィルコムはW-SIMの海外への市場拡大が図れるとしている。
今後ウィルコムは、中国網通との共同開発を「次世代PHS」の中国への採用に向けた取り組みの第一歩として展開していくとのことだ。
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