「未踏ソフト創造」は「未踏IT人材発掘」へ--IPA、若手技術者の育成事業をリニューアル

永井美智子(編集部)2008年03月18日 16時57分
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 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の「未踏ソフトウェア創造事業」が、2008年度から「未踏IT人材発掘・育成事業(仮称)」にリニューアルする。より「人」の育成にフォーカスを当てる形だ。

 未踏ソフトウェア創造事業で培ったノウハウを生かしながら、人材育成事業に力を注ぐ。「ソフトウェア関連分野においてイノベーションを創出することのできる、独創的なアイデア、技術を有するとともに、これらを活用していく能力を有する優れた個人(スーパークリエーター)を、優れた能力と実績を持つプロジェクトマネージャーのもとに発掘育成する」(IPA)という。

 さらに、スーパークリエーターとして認定された人がが、新たなスーパークリエーターを発掘し、育成するような循環を生む環境を整える。ビジネス化に向けて産業界との連携も促進するとしている。

 未踏ソフトウェア創造事業はスーパークリエーターを発掘し、市場性や独創性に優れたソフトウェアの開発を支援するもので、2000年度から続けられてきた。天才プログラマーとして認定された人としては、ソフトイーサの登大遊氏や、最近では千葉大学学生の上野康平氏などがいる。また、Lunascapeの近藤秀和氏やユビキタスエンターテインメントの清水亮氏のように、未踏ソフトウェア創造事業で開発したソフトを製品化しているケースもある。ただし、最近ではGoogleなどの企業に就職する人も増えてきていた。

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