シックス・アパートは3月4日、企業向けブログソフトウェア「Movable Type Enterprise」の最新版となる「Movable Type Enterprise 4.1」の出荷を開始した。
Movable Type Enterpriseは、ブログソフトウェア「Movable Type」に、OracleやMicrosoft SQL Serverなどの商用データベースの利用、グループによるユーザー権限管理、LDAPディレクトリとの連携機能を追加し、社内システムとの連携などの大規模運用環境に最適化したMovable Typeの上位版。
今回出荷を開始したMovable Type Enterprise 4.1は、Movable Type 4.1をベースとしており、ウェブサイト管理を容易にするCMS(コンテンツ管理システム)機能がさらに強化された。
CMS機能としてニーズの高い「カスタムフィールド機能」を基本機能として標準搭載することにより、ブログ記事やウェブページ作成時の管理画面の入力項目を任意に追加・拡張することができ、ウェブサイトの運用・管理の手間を大幅に削減することが可能となった。
また、ウェブサイトを作成するテンプレートをまとめてテンプレートセットとして管理・設定する機能や、ブログ記事を編集するエディタ機能を任意の外部ソフトウェアに変更する機能も追加されている。
さらに、OpenIDによるコメント認証を標準でサポートしており、ブログの読者がすでにOpenIDおよびOpenIDに対応したサービスのアカウントを持っている場合、OpenIDでMovable Typeにログインすることにより、安心かつ手軽にコメントを投稿することができる。
価格は、マルチサーバー・50ユーザーの基本ライセンスが126万円となっている。
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