ヤフーバリューインサイトは2月29日、情報メディアに関する調査を実施、結 果を発表した。
調査によると、前回調査と比較し、「新聞」、「テレビ」、「雑誌」、「ラジ オ」は利用度、信用度ともに低下している。一方、「検索エンジン」は前回の利用度 を維持、「ポータルサイト」は利用度が大きく低下したものの今後の利用意向は高 く、さらに今回から調査対象に加えた「動画共有サービス(You Tubeなど)」は利用 度、利用意向ともに高い結果となるなど、ウェブ系メディアの利用度や利用意向は高 いことが分かった。
消費者作成型メディア(CGM)を対象にメディアの認知、利用、参加経験を調査 したところ、「動画共有サービス」は認知率が約9割、閲覧経験者が6割以上に上っ た。「3Dリアルタイム仮想世界」も認知率は7割と高かったものの、閲覧経験者は1割以下にとどまっている。
またCGMを対象に、シーン、目的別に利用したいメディアを調査したところ、 自分の情報を他人に提供したいときでは「個人のブログ(26.4%)」や「mixiやGREEなどのSNS(18.0%)」の利用意向が高く、他人から情報を得たいときは「ウィキペ ディアなどのQ&Aサイト(44.1%)」や「価格/商品比較、宿泊予約サイトなど特的 カテゴリの掲示板(39.3%)」の利用意向が高い。目的を持たず、何か面白い情報を 探したいときは「You Tube、ニコニコ動画などの動画共有サービス(37.9%)」の利 用意向が高いなど目的によってウェブメディアを使い分けていることが分かった。
調査は2007年12月7〜10日、同社の「スコープNet会員」のうち15〜59歳の男女 を対象に実施したもの。有効回答数は1000人。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス