ネットエイジアは2月27日、「携帯電話フィルタリングサービス」について調 査を実施、結果を発表した。
調査によると、携帯電話を利用している中で怖い思いや嫌な思いをしたことが「あ る」と回答したのは26.1%、具体的には「一般サイトに登録したはずが出会い系サイ トにも勝手登録されてしまっていて、誘いのメールがたくさんきた」や「サイトを通 してメールをしていて直接メールをしようとしつこく送られてきた」などの体験談が あった。
有害サイトへのアクセス経験については、「アダルト(27.7%)」、「出会 い・援助交際(10.2%)」、「グロテスク・暴力(9.9%)」、「いじめ (7.1%)」、「自殺(3.8%)」となっている。携帯電話の利用時間や使えるサイトにつ いては全体の9割が自由にアクセスできると回答、特に高校生では94%に上った。
フィルタリングをかけたれた後の対応方法は、「親に頼んで解除手続きをして もらう(51.8%)」が最も多く、次いで「解除手続きをしてもらいたいが、我慢する (16.2%)」、「安心してそのまま使う(6.3%)」となっている。「わからない」 と回答した人も23.6%いた。
また、フィルタリングをかけられた場合の携帯電話のネットの利用時間および頻度 の変化について聞いたところ、「かなり減る(35.3%)」と「半分ぐらいに減る (15.2%)」、「少し減る(24.1%)」を合わせ、減ると回答したのは74.6%だっ た。特に利用の多いユーザーほど減少する傾向が顕著に表れたという。
調査は2月21〜22日、13〜17歳を対象に「モバイルリサーチ」で実施したもの。 有効回答数は394人。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」