マグスルは2月28日、仮想世界サービス「Second Life」において、アバターの行動解析を行うASPサービス「simANALYZER」の提供を21日より開始したと発表した。
simANALYZERは、マグスルと博報堂DYグループ i-ビジネスセンター 3Dインターネットラボが共同で開発したアクセスログ解析ASPサービス。
Second Lifeに独自方式のセンサーユニットを設置することでアバターの行動を解析し、企業がプロモーションエリアの運営を行うために必要な情報を提供する。
Second Lifeのセンサーユニットの機能では、1センサーで16名までしか捕捉できないため、アクセスが集中した場合などにデータが残らないという問題があったが、同サービスでは、少数のセンサーでエリア全体をカバーし、短時間にアクセスが集中した場合でもデータを取得することができる。
また、3次元グラフを用いたアクセスログ解析により、ユーザー分布や導線など、運営担当者が判断を行う上で必要な情報を視覚的に把握することができるという。
同サービスは、JTBがSecond Lifeにおいて提供している外国人向け施設「JAPAN TRAVELGUIDE JTB」での採用がすでに決定している。
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