日本ポラロイドは2月21日、インスタントフィルムの生産を2008年夏に終了することを発表した。
同社では生産終了の理由について「デジタル製品が市場に定着する中、インスタントフィルムの需要は減少を続けており、入念な検討を重ねた結果、フィルムの生産を終了することとした」としている。
販売終了商品および生産終了予定商品の詳細は、http://www.polaroid.co.jp/support/discon.html同社サイト上で公開している。
なお、一部製品の修理については当面継続していく。詳細については、同社サイトおよびポラロイド カスタマーサービス(電話番号:0120-412416)で受け付けている。
同社によると、米Polaroidの創始者であるエドウィン・ランド博士は生前に「将来的には、デジタル化も視野に入れたインスタントカメラを開発したい」と語っており、今後その理念の元、デジタルインスタント製品の提供を進めるとしている。
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