アライクは2月20日、ライフスタイルクリップサイト「Alike.jp」に参加する店舗向けに、「Alike.jp店舗向けツール」の提供を開始した。
Alike.jpは、ユーザーが自分のライフスタイルをクリップして情報を交換する、PCおよび携帯向けのサイト。ユーザーが自分の行ったお店にクチコミを書いたり点数をつけたりすると、自分のページのマップ上に行ったお店がクリップされる仕組みとなっている。
独自のエージェント機能により、同じ検索条件でも各ユーザー向けに並び替えた検索結果を表示する。また、友達を作ってメッセージや日記交換ができるだけでなく、お店に行った情報やクチコミの交換も可能。同じ店に行った他のユーザーが、他にどのような店にいって、どういう評価をしているかを知ることができる。
このたび提供を開始するAlike.jp店舗向けツールは、Alike.jpのユーザーと店舗が、双方向にコミュニケーションを行うためのもの。お店情報を介したユーザー同士のSNSコミュニケーションに、複数の店舗が参加してコミュニケーションをとることができるビジネスモデルとなる。
サービスを利用する店舗は、PC、携帯から無制限に「ユーザーのクチコミに対するコメント」、「新着情報の配信」、「クーポンの掲載」、「コミュニティーの運営」、「写真の掲載」が可能。今後はYouTubeの対応も予定している。
これらの機能により、ユーザーが書き込んだクチコミへ店舗がフォローアップを行うことで、顧客満足度を向上させることができる。ユーザーのクチコミや行ったお店の情報は、ユーザーの友達に配信されるため、客層を変えることなく集客することが可能となる。
また、新着情報は店舗ページに掲載されるだけでなく、その店舗へ行ったことがある、またはクチコミを見て店舗に興味を持ったユーザーのトップページ、およびメールマガジンに掲載する。
さらに店舗は、既に所有する顧客のメーリングリストを使って、既存顧客をAlike.jpへ招待することが可能。顧客をAlike.jpへ誘導し、自店の利用者の年齢層、勤務エリア、プライベートエリアなどの情報、店舗に対する評価を得ることができる。
なお、Alike.jp店舗向け集客ツールの利用価格は、参加する店舗の業態により設定されており、レストランやバー、美容院、ネイルサロンなどは月額2万円、エステ、ホテル、病院などは月額3万円となっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス