日本を代表する繁華街、銀座。ここでいま、「東京ユビキタス計画・銀座」という何やら怪しげなプロジェクトが進行中だ。東京都が取り組む、ユビキタス社会の実現に向けたプロジェクトだというのだが、これだけ聞いてもなんだかよくわからない。百聞は一見にしかず、ということで早速体験ツアーに潜入してみた。
●ユビキタスな社会ってどんなの?
そもそも「東京ユビキタス計画」とは、東京都と国土交通省が取り組んでいる、ユビキタス・コンピューティングの実証実験プロジェクトだ。ここでいうユビキタスとは、日本語で「どこにでもある」という意味で、ユビキタス・コンピューティングは、高度なネットワークをいつでもどこでも誰でも使えるようになることを目指している。
実用化の暁には、いま自分がいる場所や周辺の情報、最寄の施設情報とそこまでの道順などが簡単に手に入るようになるのだという。現在はその実証段階で、以前は上野や浅草でも行ったという実験の、次なる舞台に選ばれたのが銀座というわけだ。しかし本当にそんなことが可能なのだろうか? ケータイやノート PCがあればいいんじゃない? など疑問は尽きない。そこで詳細を知るべく、実証実験の体験ツアーに参加したレポートがこちらである。
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