マカフィーは2月5日、2008年1月のネットワーク脅威の状況を発表した。これは、同社製品「McAfee Managed Total Protection」のデータセンターで把握している情報をもとにトップ10を算出したもの。
企業におけるウイルス検知数では、「Generic Downloader.bk」が1115件で1位、「VBS/Psyme」が717件で2位、「Generic!atr」が611件で3位となった。ウイルスを検知したマシン数では、「Generic Downloader.bk」が3257台で1位、「Generic!atr」が1734台で2位、「VBS/Psyme」が1289台で3位となっている。
企業別、マシン別の検知件数では、従来と同様にトロイの木馬が半数以上を占め、不審なサイトへのアクセスや、メールにしかけられていたURLが誘導する不正サイトからのダウンロードが主な感染ルートとなっていることは変わっていない。また今回は、ウイルスを検知したファイル数も公開された。ファイル数では、「W32/Fujacks!htm」が16万523で1位、「W32/Fujacks.s」が3万6494で2位、「W32/Fujacks.dam」が3万4846で3位となった。
PUP(不審なプログラム)では、企業における検知数は「Generic PUP.g」が757件で1位、「Exploit-MIME.gen.c」が544件で2位、「Adware-GAIN」が520件で3位となった。マシン数では、「Generic PUP.g」が1151台で1位、「Exploit-MIME.gen.c」が1078台で2位、「Winfixer」が803台で3位となっている。ファイル数では、「Exploit-MIME.gen.c」が7万8578で1位、「Adware-IconAds」が6万2646で2位、「Adware-GAIN」が3万3402で3位となった。
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