コナミ2007年3Q決算--デジタルエンタテインメント事業順調で増収増益

 コナミは2月5日、2007年3月期第3四半期期連結決算2007年3月期第3四半期期連結決算を発表した。

 売上高は2297億円(前年同期比8.1%増)で、営業利益322億円は(同20.4%増)。税引前当期利益は319億円(同20.2%増)、当期純利益は179億円(同22.8%増)となった。

 デジタルエンタテインメント事業では、「ウイニングイレブン」シリーズ、「実況パワフルプロ野球」シリーズなど、スポーツタイトルが堅調。特に、欧州向けサッカーゲーム「PRO EVOLUTION SOCCER 2008」は、過去最高を記録した前年度を上回るペースで売り上げを伸ばした。

 また、定番商品である「遊戯王トレーディングカードゲーム」が国内を中心に堅調だったほか、「麻雀格闘倶楽部」「BASEBALL HEROES」「GRANDCROSS」などアミューズメント施設向け商品がビデオゲーム・メダルゲームともに順調だったことから、デジタルエンタテインメント事業の売上高は、1411億円(前年同期比109.0%)となった。

 健康サービス事業においては、施設運営に加え、各種プログラムやサービスの拡充、商品の販売などにより安定した収益を確保した。公共施設等の運営受託を積極的に展開し、2007年12月末現在の運営施設数は、直営・受託合計で320施設となった。

 また、「健康情報の可視化」を実現するIT健康管理システムe-XAXの導入を積極展開し、ダイエット、生活習慣病予防などのプログラムが好評だったことなどから、健康サービス事業の売上高は650億円(前年同期比97.5%)となった。

 ゲーミング&システム事業では、新型筺体「K2V」シリーズや、「コナミ・カジノ・マネジメント・システム」の販売が北米市場において堅調だったほか、世界最大のゲーミング業界ショーで好評を博した「Advantage+5」の販売を開始したことなどから、売上高は126億円(前年同期比106.7%)となった。

 その他事業または全社・消去の売上高は、110億円(前年同期比243.2%)となっている。

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