矢野経済研究所は1月16日、RF-ID(無線ICタグ)市場に関する調査結 果を発表した。
調査によると、国内のRF-IDシステムの市場規模は数量ベースで2003年度が1340 万枚、2004年度が1580万枚、2005年度が2170万枚、2006年度が3200万枚と順調に増 加、2007年度は前年対比161%の5150万枚を見込んでいる。
2007年度予測の需要分野別の数量ベースの構成比をみると、物流(25.1%)で 最も多く、ついで流通(19.4%)、製造(13.6%)となっている。
今後の予測としては、物流分野や流通分野など使い捨て分野での需要が大幅に 増加、2012年度は数量ベースで17億9200万枚に達すると予測している。
調査期間は2007年10月から12月まで。RF-IDの関連機器ベンダーおよびシステムインテグレー ターを対象に直接面接取材を実施した。
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