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Wikia Search、公開直後の反響は振るわず

文:Marcus Browne(Special to CNET News.com) 翻訳校正:編集部2008年01月09日 12時16分
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 「Wikia Search」検索エンジンのアルファ版が今週公開されたものの、大がかりな宣伝をよそに、インターネット上での評価は非常に否定的なものとなった。

 Wikipediaの創設者Jimmy Wales氏は「検索はインターネットの根幹を成す基盤の一部である。そして、われわれは検索をオープンソースで開発している」との声明を発表した。

 Wikia Searchは、検索エンジンの実行に必要となる複雑なアルゴリズムを組み込んだウェブではなく、検索プラットフォームの精度向上を、主にそのユーザーの手に委ねている。

 Wales氏は「これまでの長期に及ぶ開発の末、新たに完成した現在のWikia Searchのサイトは、検索の未来を示す最初の草案に過ぎない」と述べた。

 米国時間1月7日の公開以来、Wikia Searchを巡っては、その存在意義や、Google、Yahooなどの巨大検索エンジンと競合していく可能性、現在のWikia Searchのパフォーマンスに至るまで、多くの議論がなされてきたものの、ほとんどの評価は、あまり良いものではなかった。

 Wikia Searchには他にも、ソーシャルネットワーキングサイトや、人気の検索語の上部にwikiページの形で表示される「Mini Article」などの機能が完備される。

 しかしながら、Wikia Searchプラットホームは、オンライン公開後の最初の24時間に、相当な数の否定的な評価を得るに至った。TechCrunchのブロガーであるMichael Arrington氏は「これまでで最も期待外れとなる、残念なレビューの1つ」と評した。

 Wikia Searchは、精度が低く、不正確な検索結果しか出てこないとの批判にさらされてきたが、Wales氏は、その弁解をすることもなく、現時点で提供される検索結果は「かなり悪い」と認めた。

 「検索結果のクオリティが低いことを、われわれは認識している。Wikiaの検索エンジンコンセプトは、よりオープンで、透明性があり、パブリックな形で共に活動するユーザーコミュニティからの、信頼できるユーザーフィードバックに基づく。まだスタート前の段階では、当然ながら、われわれにはユーザーフィードバックデータがない」と、Wales氏は語っている。

 さらに、Wales氏は、Wikia Searchのページ上のリンクを用いて、ユーザーに対して「バグレポート」の提供を促した。Wales氏は、検索精度の向上に、現段階ではバグレポートが最良の手段であると語り、今後数週間で、Wikia Searchの検索精度は「急速に向上していくだろう」と付け加えた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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