デジタルビデオレコーダー(DVR)メーカーTiVoは米国時間12月3日、同社のセットトップボックス(STB)から一部の写真共有サービスのコレクションを閲覧できるようになったと発表した。
TiVoは、Google傘下の「Picasa Web Albums」およびFox Interactive Media傘下の「Photobucket」と提携し、両写真共有サービスの利用者がTiVoボックスから自分あるいは友人や家族の写真アルバムを閲覧可能にするサービスの提供を開始した。閲覧にはTiVoボックスをインターネットにブロードバンド接続する必要がある。
TiVo Series 3およびTiVo HDを使用している場合は画像をフルハイビジョンで閲覧することができ、発表でも最高品質で閲覧できることが強調されている。
さらに、TiVoインターフェースは、PicasaやPhotobucketにある公開画像のデータベース全体をキーワードで検索することも可能である。
TiVoはSTBを標準的なDVRよりも多機能にすることで、動きの鈍い市場で消費者にアピールすることを狙っており、今回の発表もその一歩である。
TiVoのバイスプレジデントであるJim Denney氏は声明で、「当社は映画から音楽に至るまであらゆるエンターテインメント体験をしていく。今回提供するのは思い出だ」と述べている。「こうした広く尊敬され人気の画像共有パートナーと協力することで、TiVoは、新しく楽しい方法で家族で画像を共有することを可能にさせる」(Denney氏)
TiVoは2007年秋、同社デバイスにサブスクリプションベースの音楽サービスを追加するためRealNetworksの「Rhapsody」との提携を発表した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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