ティアック、ボーカルや楽器の練習ができるMP3トレーナーシリーズ第3弾

 ティアック(英裕治社長)は11月28日、ボーカルや管楽器、弦楽器などの練習に便利な機能を搭載したMP3ミュージック&ボイストレーナー「MP-VT1」を、12月10日に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は2万円前後の見込み。

 「MP-VT1」は、ギタートレーナー「MP-GT1」、ベーストレーナー「MP-BT1」に続く第3弾で、本体にマイクを接続し、MP3の曲に合わせてボーカルの練習ができる。音程を変えずに再生スピードを変える「VSA(Variable Speed Audition)」機能や、曲の音程を自由に調節する「キーコントロール」機能も搭載する。

 1Gバイトのフラッシュメモリを内蔵し、約240曲の保存が可能。「ボーカルキャンセル」機能は、センター以外の定位にある音にも有効で、ボーカルをはじめ楽器音もキャンセルできる。クロマチックチューナーとしても使えるほか、ボーカルの音を加工できる「エフェクター」や、「メトロノーム」など練習に役立つ機能も搭載する。

 本体には128×64ドットの液晶とホイールを装備。リチウムイオンバッテリーを内蔵し、別売りのACアダプタを使用するか、付属のUSBケーブルを使用して充電できる。連続再生時間は8時間。サイズは、W78×H105×D25.5mm、重さは220g。

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