デルは11月29日、高性能ワークステーション「Dell Precision」シリーズで、最新のクアッドコア インテル Xeonプロセッサ搭載のハイエンド向けタワー型のワークステーション「Dell Precision T7400」と「Dell Precision T5400」を発表した。
同社のオンラインストアにて、同日より販売を開始する。最小構成価格でT7400は26万4075円より、T5400は22万6275円よりとなる。
T7400およびT5400は、ワークステーションのハイエンドモデル「Dell Precision 690/490」の後継機種。プロセッサに、最新のクアッドコア インテル Xeon プロセッサ 5400番台とインテル5400Xチップセットをいち早く搭載している。
グラフィック性能は、ビデオメモリ最大1.5Gバイト、最新のNVIDIA Quadro FX5600を搭載可能で、2007年10月に発表された「Dell Precision T3400」と同様に、PCI Express x16を2スロット標準搭載し、ハイパフォーマンスのグラフィックカードの2枚差しを実現している。さらにT7400では、今後、フロンドサイドバス1600MHzのXeon X5482やX5472にも対応する予定だ。
筐体は、従来モデルの690および490から引き継いだ拡張性の高いシャーシデザイン。筐体内部の熱排出を行いながら、騒音を抑えるスピード可変ファンと温度センサーを搭載し、従来モデルと比べて静音性と冷却能力を大幅に向上させた。なお、T5400ではユーザーの作業環境に合わせてデスクトップとミニタワー両方の置き方を可能としている。
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