クロスメディア広告は有効か--D2Cが検証

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ディーツーコミュニケーションズ(D2C)は11月29日、不動産広告の創芸と共同で「TVCM」「折込広告」、「モバイル広告(MF)」を連動した広告効果検証調査を、コスモスイニシアが販売する「イニシア千住曙町」の広告キャンーペーンにおいて実施し、各媒体における認知率などを検証、5つの効果を確認したと発表した。

 この調査は7月17日から7月24日にかけて東京都、千葉県、埼玉県のそれぞれ一部地域のiモードユーザーを対象に行ったもので、7月13日に実施したMF配信および折込チラシの効果について調査したもの。有効回答数はMF配信者771、MF非配信者464となっている。

 効果は「認知アップ効果」「クロスメディア効果」「リーチ補完効果」「リマインド効果」「リーセンシー効果」の5つにおいて検証され、認知アップ効果ではMF配信者の認知率が25.8%と、非配信者12.1%の2倍となった。認知媒体ではTVCMが87.9%と最も多く、MFが74.9%、折込広告が59.8%であった。第一認知媒体では、MFは折込広告と同等の効果があった。

 クロスメディア効果では、MF配信者の3媒体の広告配信別での認知率は、「3媒体全て認知」で47.4%。「TVCM+折込広告」で39.8%。いずれも「MF配信者全体」の25.8%を大きく上回った。リーチ補完効果では、MFは他媒体でリーチできない層の認知を獲得していることがわかった。リマインド効果においても、MFをきっかけとして、新規または再度閲読させる効果があった。

 リーセンシー効果においては、「広告をクリックした」はMF広告認知者で16.5%、不動産購入検討者で29.8%と、不動産購入検討者の約3人に1人が広告をクリックしている。また、「ケータイサイトの情報をみた」は、MF広告認知者で15.0%、不動産購入検討者で24.1%。MFは、より関与度の高い層を情報サイトへ誘引する力があることが判明した。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加