イーケイとエスケイパン、車に変身する二足歩行ロボットの組立キット

 電子工作キットメーカーのイーケイジャパン(井口秀実社長)とアミューズメントロボットの開発を行うエスケイパン(増本圭吾代表取締役)は11月20日、ホビーロボットの販売事業で提携を結び、エスケイパンが開発した小型ホビーロボットキット「Gogicシリーズ」をイーケイジャパンで販売すると発表した。

 「Gogicシリーズ」は、3万円前後の低価格で、組み立てからプログラミング、動作までを手軽に楽しめるロボットキット。今回の提携でイーケイジャパンがすべての販売窓口となる。今後は海外への輸出も視野に入れた量産体制を確率するとともに、両社のノウハウを活かした商品開発にも取り組んでいく。

 第1弾として二足歩行ロボットキット「Gogic Player(HN-G1)」とオプションのトランスフォーマーキット「Gogic Racer(HN-TR1)」を12月中旬にイーケイジャパンの直販サイト「エレキットストア」で発売する。価格は「Gogic Player」が3万3600円、「Gogic Racer」が8400円。「Gogic Player」には初回の100台限定でシリアルナンバーが刻印される。

 「Gogic Player」は5個のモーターを組み込むことができ、体重移動による歩行などの姿勢制御を体験できる。また汎用のテレビリモコンを使って遠隔操作も楽しめる。組み立て時間の目安は約2−3時間程度。本体の動作などを制御するプログラムはPCで作成する。プログラミングソフトにはジュニア向けと一般向けの 2つのスキンを用意。PCとロボットの接続には、別途シリアルポート変換ケーブルかUSBシリアル変換ケーブルを購入する必要がある。

 電源はコントローラー用の006P(9V)アルカリ乾電池1個、サーボモーター用にニッケル水素充電池またはオキシライド乾電池で単3電池が4本。対応OSはWindows XP。

 「Gogic Racer」は、「Gogic Player」がロボットから車に自由に変身するオプションキット第1弾。舵を使わないユニークな走行方式が特徴。セット内容はタイヤ一式、後輪駆動ユニット、前輪用ステンレスフレーム。

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