Googleが11月に入ってから発表したOpenSocialプラットフォームは、これを実装するサードパーティーパートナーのリリースが数カ月後となることから、宣伝活動の要素が強いものだったかもしれない。
その代わり、OpenSocial関連の発表が少しずつ出てきている。その1つがソーシャル音楽サイトのLast.fmだ。Last.fmは、企業や個人ユーザーが特定のソーシャルネットワークを作成できるNing向けにOpenSocialウィジェットを作成した。Ningによると、すでに12万3000以上のNingベースのソーシャルネットワークが立ち上がっているという。
Ningでネットワークを立ち上げた人、Ningネットワークのメンバーは、Last.fmの音楽アプリケーションをNingページにインストールできる。これを利用して、自分が聴いたアーティストのランキング、最近聴いた楽曲、再生リスト、推薦する楽曲を視聴できるプレーヤーなどを表示できる。
Last.fmは2007年、CBS Interactiveにより買収されている。Last.fmは今後、Bebo、MySpace、FriendsterなどそのほかのOpenSocial参加SNS向けにウィジェットをリリースすることを計画している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」