Webマーケティングガイドでは、インターネット調査会社の株式会社ボーダーズと共同調査のもと、検索サービスの利用実態に関する調査を行った。
≪調査結果サマリー≫
今回の調査対象は、16歳以上の男女500人。
男女比で均等割り付けを行い、年齢は以下のように割付を行った。
・T層(男女16〜19歳):80人。
・F1、F2、M1、M2層:それぞれ75人。
・F3、M3層:それぞれ60人。
Q1-1. 検索サービスの検索ジャンル(複数回答)
検索サービスで検索を多くする上位5つのジャンルは、以下の通りになった。
・「趣味・エンターテイメント」が65.2%
・「ショッピング」が56.0%
・「グルメ・レシピ」が39.0%
・「旅行」が37.0%
・「ネット」が35.2%
Q1-2.Yahoo!JAPANとGoogleユーザ別における、検索ジャンルの違い
Yahoo!JAPANユーザは、Googleユーザと比較して、「旅行」「ビューティー」「住まい・暮らし」などについて、検索するユーザの割合が高い結果となった。逆に、Googleユーザでは、Yahoo!JAPANユーザと比較して、「ITデジタル」「経済」「サイエンス」などで、検索するユーザの割合が高いことがうかがえる。
*この比較はあくまで絶対数比較ではなく、相対的な比率の比較になります。
検索サービスは能動的に情報を検索するメディアである。このことを考慮に入れると、検索数が多い情報ジャンルはインターネットユーザが自ら情報を欲している情報ジャンルと言えるかもしれない。
このようにYahoo!JAPANとGoogleユーザにおいて、欲している情報ジャンルに相対的な差がある。リスティング広告のタイトルと説明文やランディングページの作り方などに、Yahoo!JAPANとGoogleでそれぞれ効果検証をしていく事が大事と言えるかもしれない。
Q2. Yahoo!JAPANとGoogleのイメージ比較
Yahoo!JAPANとGoogleを普段から利用しているユーザに、Yahoo!JAPANとGoogleのイメージをそれぞれ聞いたところ、Yahoo!JAPANはGoogleと比較して「親しみを感じる」「よく知られている」「使いやすい」などのイメージを持っているユーザが多い結果となった。逆に、GoogleはYahoo!JAPANと比較して「検索精度が高い」「先進的」「特徴がある」などのイメージを持っているユーザが多い結果となった。
Q3. 検索結果の閲覧ページ数(単一回答)
検索結果の閲覧ページ数を聞いたところ、「1ページ目まで」は9.4%、「2ページ目まで」は34.8%、「3ページ目まで」は33.8%という結果となった。つまり、4ページ目以降のリスティング広告の掲載や自然検索の結果ページでは、約78%のユーザに見てもらえない可能性がある。このデータはリスティングの広告運用やSEO(自然検索最適化)の掲載順位を考慮する際に参考になるのではないだろうか。
本調査は、業界の全般的な調査となっております。 あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。 業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。 より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、 リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。
サンプル数 :500
調査期間 :2007年10月17日〜2007年10月20日
調査方法 :インターネットリサーチ
調査機関 :株式会社ボーダーズ
対象者 :16歳以上の男女
割付 :男女50%の均等割付
本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。 アンケート回収データ・クロス集計サービス・レポートは有料にてご購入いただけます。 調査や有料サービスをご検討の方はお気軽にお問合わせください。" target="_blank">お問合わせください。
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