コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は10月31日、全国約9000の医療機関に対して、病院内での違法コピーを防止するため、ソフトウェア管理の実施を呼び掛けるダイレクトメールを10月25日に発送したことを発表した。
この活動は、ACCSの活動のひとつである企業や団体でのソフトウェアの不正使用対策の一環として行ったもの。ACCSではこれまでも、ソフトウェア管理を紹介するコンテンツの作成や、管理方法を説明するセミナーやキャンペーン、ダイレクトメールの送付を行っている。
医療機関では、患者の個人情報保護や情報管理については徹底が求められているが、今回のダイレクトメールでは、ソフトウェアの不正使用の防止についても厚生労働省のガイドラインで定められていることを指摘した上で、ソフトウェアの不正使用防止対策としてソフトウェア管理の徹底を呼びかけている。
ダイレクトメールには、ソフトウェア管理手順の簡単な説明文のほか、ソフトウェア管理のためのガイドブック「ソフトウェア自主調査ガイド」も同封しており、ソフトウェア管理の実施に関してACCSよりアドバイスを行う体勢も整えている。
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