据え置き型の液晶一体化PCといえば、どちらかといえばビジュアル再生によったものが多く、大画面にテレビや動画を映し出すというものが大半だ。画面もある程度距離を置いて見ることが想定され、ハイビジョン対応の薄型テレビの代用という用途が多い。
ところがこのTouchSmart PCは、薄型テレビの代用とは想定されていない。今回取り上げる仕様でもテレビチューナーは搭載していない。液晶画面もテレビの代用としては少し小さめの19インチ、解像度は1440×900と普及型ハイビジョンテレビよりは多少解像度が高い程度だ。
TouchSmart PCの真髄はタッチパネル搭載で、家庭で家族の真ん中において使うことが想定される。タッチするのであるから、人間は画面のすぐ近くにいなければならず、大画面で少し離れた場所から見るという用途とは相反する。
タッチパネルを採用しており、一体型PCにありがちなマウスやキーボードの置き場所などの問題を解決している。もちろんすべてをタッチパネルだけで操作するのはWindowsの特性や使い方から言って厳しいが、手前に操作場所を確保しなくてもかなりの操作ができてしまう。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果