クレイジーワークスは10月中旬、コメント表示が可能な画像共有サービスを開始した。動画に不特定多数の人がコメントを入れられる「ニコニコ動画」と比べ、画像であれば利用者の敷居が下がると判断。携帯電話での利用を想定して閲覧者を増やし、将来的な広告事業展開を狙う。
新サービスの名称は「ボツボツ静止画(ベータ版)」。画像ベースのニコニコ動画というイメージのサービス。
まず、利用者はクレイジーワークスが用意した画像投稿・共有サイトから好みの画像を入手。ブログに組み込むブログパーツとしての利用を想定しており、ブログ閲覧者がこの画像を見た際、同社の画像投稿・共有サイト経由でコメントを書き込むことができる。コメントは同一画像を組み込んだ別のブログで書き込まれたコメントも一斉に表示する。
クレイジーワークス代表取締役総裁の村上福之氏は「動画は動画制作に長けた参加者だけが投稿できる一方、画像であれば誰でも投稿できるし、携帯電話をベースとすればより気軽にサービスを利用できる。将来的にはバナー広告やアフィリエイト広告などを展開することで、収益モデルを確立させたい」としている。
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