無事に割当先が決定した場合には、割当先との間での諸々の必要書類を交わす必要があります。そこで必要となる資料や決議事項を順にまとめてみたいと思います。
【要チェック】
割当先が先に決定している場合には、割当先と割当数と価格を含めて一式を株主総会で決議することも可能です。
一言で第三者割当増資を実施するといっても処理は非常に面倒なものです。つまり、お金がなくなりそうになってから資金調達活動を開始するのでは、到底間に合いません。通常は、資金繰り計画をたて、調達計画を綿密に計画して、増資計画時点の半年程度前から活動をするようにしていかないと、計画通りに調達活動を終えることはできません。みなさんの会社ではいかがでしょうか? この機会に、調達計画を見直してみましょう。
会計事務所での様々な業種の会計・税務コンサルティングの実務経験。その後、転職を機にIPOに向けた管理部門整備の経験を経て、現在、未来予想株式会社にてベンチャー・中小企業向けの経営企画・管理・財務部門のコンサルティングならびに実務支援の専門家として活動中。
未来予想の主なベンチャー支援向けサービス:「EIP型マネジメントASP Miraizβ(登録無料)」、資金調達支援サイト「資金調達.bz」(登録無料)
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?