日本を伝える口コミサイト「japan-hopper.com」の機能強化

瀬井裕子(編集部)2007年10月22日 18時58分

 ジャパンホッパーは10月22日、自社で運営する日本の情報サイトの機能を強化した。会員登録をしなくとも情報を投稿できるようにし、各種のサイトと連携した機能を拡充した。

 日本の情報サイト「japan-hopper.com」は、海外からの訪日旅行者向けの口コミ情報を共有するサイト。日本の旅に特化した情報共有サイトで、実際に日本を旅行した人や、日本の旅に有効な情報を紹介する。サイトはすべて英語で構成しており、日本に関する外国人の視点での情報を積極的に集められるようにしている。

 これまでは情報の書き込みには会員登録が必要だったが、今回のリニューアルにより、写真1枚と200文字までの文章であれば、誰でも投稿できるようにした。旅行者がホテルやインターネットカフェから随時情報を投稿するなどの使い方を想定している。また、外国人旅行者の受け入れに興味を持つ中小規模の旅行業者や地方自治体、個人などの情報発信の増加も見込む。

 また、WikiPediaの記事概要やリンクの表示やGoogle Earthとの連携で各種サイトと組み合わせて情報をより簡単に充実させる機能や、郵便番号入力による地域情報検索や旅行ルートの検索などの検索機能も強化した。また、口コミ情報投稿時のアイコンを追加するなど直感的な操作性も高めた。

丸山氏「インターネットの性質である「リンク、フラット、シェア」の考え方に沿ったサービスを展開していきたい」と代表取締役の丸山氏

 ジャパンホッパーは、2005年10月に設立。同社代表取締役の丸山清貴氏は、もともとウェブサイトの企画や制作に携わっており、海外のサイトを多数見る中でマンガやゲーム、日本食、日本酒、禅、武道など、日本の文化に興味を持つ人が多数いることを知ったという。来日を促すようなサービスを作りたいと考え、日本を旅行するのに有益となる情報を集めるためにjapan-hopper.comを立ち上げた。

 特に若い利用者がインターネットならではの機能を駆使しながら熱心にマンガやゲームの情報を集めていると考えており、japan-hopper.comの中心利用者として21歳以下を想定している。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]