世界のPC市場、第3四半期で15.5%増加--ノートPCが成長を牽引 - (page 2)

文:Erica Ogg(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2007年10月19日 15時39分

 O'Donnell氏の言葉を裏付ける例として、Dellは過去1年間の出荷台数の増加で多少の利益を得たが、世界のトップPCベンダー5社の中で、前年同期から世界の市場シェアが減少したのはDellの1社だけだった。IDCのデータでは、首位のHPと2位のDellの後に、Lenovo(8.2%)、Acer(8.1%)、東芝(4.4%)が続く。これに対し、IDCと競合する調査会社Gartnerのランキングでは、Acer(8.1%)がLenovo(8.0%)をわずかに上回っている。

 Acerは、過去数四半期にかけて莫大な利益を上げた。第3四半期も同社の業績は依然好調だった(出荷台数で業界トップの前年同期比60%増を記録)が、同社の成長率にも陰りが見られる。

 O'Donnell氏は、「Acerの出荷台数は徐々に減っていった。これは、同社が米国内における成長という点でちょっとした壁にぶつかったことを意味する」と述べ、さらに次のように続けた。「多くの人がそうなると予想していた。小売店の陳列棚にどれだけスペースを確保できるかで成功が決まる米国は、他の市場とは勝手が違う」

 よって、たしかにAcerは成長を続けてはいるが、他のどの業界の企業でもそれほどの急成長を維持するのは不可能だ。GatewayとPackard Bellの買収により、成長のチャンスは増えるだろうが、両社の買収の影響は、数四半期以内に感じられなくなるだろう、とO'Donnell氏は指摘する。

 IDCによると、米国におけるPCの総出荷台数は前年同期から5.2%弱増加した。種類別では、デスクトップPCの出荷台数は引き続き減少した。一方、ノートPCの出荷台数は増加したものの、前期の数字にはわずかに及ばなかった。

 Dellは米国では首位を守ったが、引き続きHPがわずかの差でDellを追走している。米国内におけるDellのシェアは28%で、以下、HPが24.3%、Appleが6.3%、東芝が5.2%、Gatewayが4.8%と続く。Gartnerのランキングでは、各ベンダーの順位は同じだが、AppleとGatewayのシェアがそれぞれ8.1%、5.2%とわずかに高くなっている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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