最狂最悪の記者発表突撃フォトレポート、会場に「暴君ハバネロ」本人の姿も

 10月16日、都内某所で東ハト(小森和輝社長)の激辛ポテトスナック「暴君 ハバネロ」の新商品発表会が催された。しかもマスコミ向けに送られた招待状 は、「暴君ハバネロ」のキャラクター「暴君ハバネロ」からのもの。意を決し て会場に乗り込んだ。

 会場は都内の雑居ビル地下1階にある、とあるバー。小雨が降りしきる寒い 夕方、会場まで到着すると赤いフードをかぶった「魔女」が立ち、「お入り」 としゃがれた声で迎えてくれた。足元が見えないほど薄暗い階段を下って店内 に入ると、そこはまるでお化け屋敷のような異様な雰囲気。ろうそくの明かり だけの薄暗い店内を、「暴君ハバネロの下僕」たちが、来場者に「暴君ハバネ ロ」の新商品をふるまっていた。

 この日、発表されたのはポテトスナック菓子「暴君ハバネロ」シリーズの最 新作、「超暴君ハバネロ 辛さ2.0倍」「大魔王ジョロキア」と、サントリー (佐治信忠社長)とのコラボレーション製品「暴君ハバネロ」ブランド缶入り スープ飲料「暴君ハバネロの旨スープ」の3品。

 新製品をふるまわれるのはいいのだが、会場内には一切水がなく、来場者た ちは必死に辛さに耐えていた。また、「暴君ハバネロの旨スープ」とともに、 サンドイッチやおにぎりも用意してあったが、「4個に1個の割合で辛いものが 入っている」といい、なかなか手が伸びない。熱いスープや、辛い「ハバネロ」 「ジョロキア」を必死の思いで「完食」しようと頑張っていると、黒いメイド 服を着た「暴君ハバネロの下僕」がやってきて「食べなっ! 早くしなっ!」 と暴言を吐きまくっていた。

 「暴君ハバネロ」シリーズは、激辛トウガラシ「ハバネロ」などを使ったポ テトスナック菓子のシリーズで、刺激的な味と、暴言を吐く個性的なキャラク ター「暴君ハバネロ」などで話題になっている。

 「超暴君ハバネロ 辛さ2.0倍」は、既存の「暴君ハバネロ」と比べ、2倍の 量のハバネロピューレを練り込み、辛さを増した。味の主体はブラックペッパー のスパイスが効いた深みのあるコンソメ味。食べ進めるごとに舌の上に蓄積し ていくブラックペッパーの辛さと、ハバネロの相乗効果で、後をひく強烈な刺 激をかもし出す。

 一方「大魔王ジョロキア」は、07年2月にギネスブックで世界一辛いトウガ ラシとして認定された「Bhut Jolokia(バフット・ジョロキア)」を使用した ポテトスナック。「バフット・ジョロキア」はインド原産のトウガラシで、ト ウガラシの辛さを示すスコヴィル値はハバネロの約2倍ほど。

 このジョロキアのペーストを生地に練り込み、酸味のあるチリソース味をベー スにして仕上げた。隠し味としてレモングラスの風味を加えた。なお、「Bhut Jolokia」は現地語で「幽霊のトウガラシ」という意味があるという。

 「暴君ハバネロの旨スープ」は、トマトやオニオン、チキンなどをじっくり 煮込んだジューシーなスープに「ハバネロ」の辛さをトッピングしたスープ。 比較的辛さは抑え目だ。

 「超暴君ハバネロ 辛さ2.0倍」「大魔王ジョロキア」は10月29日に、「暴君 ハバネロの旨スープ」は11月6日に発売する。価格は「超暴君ハバネロ 辛さ2. 0倍」「大魔王ジョロキア」が100円前後、「暴君ハバネロの旨スープ」は120円。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]