サイバー・コミュニケーションズ(cci)、クライテリア、NTTデータ、ACCESSの4社は10月16日、トランスコーディング技術を活用したモバイル広告配信ネットワーク拡大および広告主向けモバイルサイト生成サービスにおける技術提携に合意したと発表した。
この合意により4社は、cci、クライテリアの持つモバイル広告配信技術「ADJUSTモバイル」と、ACCESSの持つパソコン向けウェブページのコンテンツをモバイル端末向けコンテンツにサーバで変換するトランスコーディング技術「NetFront Transcoder」を融合させ、PCサイトをモバイルサイトに変換するサービスと、そのモバイルサイトへの広告配信サービスをワンストップで提供する。
ADJUSTモバイルネットワークに参加を希望するサイト運営会社は、NetFront TranscoderによってPC向けのウェブコンテンツがモバイル端末向けコンテンツへ変換されると同時に、その情報が並行してADJUSTモバイルに送信されるようになる。ADJUSTモバイルでは、「スーパーなずき」との連携により、ページ内コンテンツの日本語解析が行われ、この内容にマッチしたモバイル広告が配信される。
これにより、現在モバイル用のサイトを持たないサイト運営会社に、先端技術を活用したモバイルアドネットワーク広告配信サービスとモバイルサイト構築ソリューションをワンストップで提供することが可能となる。本サービスは世界初の試みといい、2007年11月よりテスト運用を実施、2008年5月頃の本格サービス展開を予定している。
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