モバイルを中心にメディアレップ事業などを手がけるアップデイトは10月4日、 「携帯電話の料金プランに関する実態調査」を同社内に設置するMMD研究所で実施、 結果を発表した。
調査によると、自分の料金プランについて全体では「合っていると思う (66.4%)」が最も多く、次いで「合っているか合っていないか分からない (21.9%)」となった。キャリア別にみると、DoCoMoとauは「合っている」と回答し た人が7割近くいるのに対し、SoftBankは55.5%と他2社と比較して少なく、逆に 「合っていないと思う」と回答した人は他2社に比べ多かった。
自分の基本料金の詳細についてどこまで理解しているかを聞いたところ、全体 では「無料通話金額(64.8%)」が最も多く、次いで「繰越可能金額(37.7%)」、 「繰越可能期間(32.6%)」と続く。キャリア別では理解している順位は各社ともに 共通となっているが、「あまり理解できていない」がDoCoMoとauは約3割に対し、 SoftBankは4割と高くなっている。
また、基本料金プランを「変更したことがある」人は全体で65.6%、中でも DoCoMoは突出して多く、「変更したことがある」は約8割に上る。変更経験者を対象 に変更のきっかけを聞いたところ、「請求書を見て(67.2%)」が最も多く、次いで 「携帯電話を買い換えたとき(33.6%)」、「自分の使っている携帯電話会社のCMや 広告を見て(29.7%)」などが多く挙げられている。
さらに、変更経験者に見直す頻度を聞いたところ「ほとんど見直していない (36.7%)」が最も多く、次いで「1年に1回見直している(21.8%)」となってい る。また、実際に変更している頻度についても「ほとんど変更していない (52.9%)」が最も多く、次いで「1年に1回変更している(27.7%)」が多く、見直し を含め変更はほとんどしていない傾向が浮き彫りになった。
そのほか、最近出た新割引プランについて、各キャリア共に自分が利用してい る携帯電話会社については「知っている」と8割以上が回答、他社の新割引プランに ついて「知っている」としたのは約5割にとどまった。また新割引プランについても 各キャリア共に自分が利用している携帯電話会社については「興味がある」と約8割 が回答している。
新割引プランを実際に利用したいかを聞いたところ「既に利用している (34,7%)」が最も多く、次いで「利用したいと思う(31.7%)」となっている。し かし、他社の新割引プランを利用するために携帯電話会社を変更しようと思うかにつ いては「変更したいとは思わない」が6割に対し、「変更しようと思っている (2.8%)」と「既に他社の新割引プラン利用のために変更した(1.6%)」を合わせ た新割引プランによる変更意向は5%に満たない。
調査は9月21〜25日、ネオプラスの「着メロトッドコム」など計16社、モバイル 17社サイトの協力の下実施した。有効回答数は8173人。
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