NBPCマーケティング通信 2007年10月2日発行

【コラム1】

交差点や車線変更時の衝突回避に高いニーズ
自動車の安全機能のユーザー価格は5万円が壁
日経マーケット・アクセスの「自動車の先進安全と新通信サービス」より

 『日経マーケット・アクセス』は自動車の先進安全機能と新サービスについて、そ れらを提供する“事業者”と、ユーザーとなる“消費者”それぞれに、大規模なアンケート調査を実施、総計7385人の回答を得た。その結果を特別報告書「自動車の先進安全と新通信サービス」として2007年10月17日に発行する。
 調査の結果、事業者、消費者とも今後最も成長する市場と考えるのは、運転中の死角となりやすい場所での衝突回避機能だ。調査では、先進安全機能や新通信サービス合計39種類について、事業者側の普及予測や、消費者の認知、両者の考える適正提供価格などを尋ねた。今後の自動車エレクトロニクス、サービス開発に欠かせないデータである。

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【コラム2】

自治体サイト、使いやすさを左右する5つのポイント
利用するのは住民だけではない
「全国自治体サイト・ユーザビリティ調査2007/2008」報告書から

 日経BPコンサルティングは、主要な地方自治体261サイトのユーザビリティ(使いやすさ)を評価した自治体サイト調査の結果をまとめた。総合得点の平均は49.8点、2年前の前回(2005年調査)の平均から0.6ポイントの伸びにとどまった。上位サイトはほぼ入れ替わり、2007年のトップ15サイトのうち、前回2005年も15位以内入りしていたサイトは名古屋市(前回1位、今回13位)のみだった。
 総合得点1位の浜松市は、前回調査時の70点から87点と大幅にスコアを伸ばした。ナビゲーションの統一などサイト全体の使いやすさ、アクセシビリティ(高齢者や障害者にとっての使いやすさ)への配慮が評価された。5つの診断軸(10点満点)でそれぞれ7.5ポイント以上の得点を挙げたバランスのよさも特徴だ。この調査結果は報告書「全国自治体サイト・ユーザビリティ調査2007/2008」として2007年9月26日に発行した。

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【コラム3】

グルインで消費者の琴線を探り当てる!
マーケッターが注目する「インサイト」の試み。
統計調査センター プロジェクト・マネジャー 林美和子氏に聞く

 近年、マーケティングの現場では消費者、購入者の潜在意識を探る試みとして「インサイト」が注目されている。広告表現などでは、「心のホットボタン」「スイートスポット」などと呼ばれ、一般的には「意識として顕在化していないが、そこを突かれると心が動くようなポイントを突き止めること」を指す。
 この「インサイト」をうまく活用できれば、硬直した市場でヒット商品を生み出したり、新たな市場領域を切り拓いたりする可能性が生まれる。マーケティングや広告制作に携わる人達にとって、「インサイト」とは、まさにダイヤの原石を発掘する行為なのである。
 今回は、グループインタビュー(以下グルイン)のモデレータとして豊富な経験を持ち、現在、リサーチャー向けの研修・セミナーでグルイン講師をされている林美和子氏に、「インサイト」のコツを聞いた。

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【コラム4】

ケータイ利用満足度、決定要因を総合分析
次は「電池の持ち」が勝負どころ?!
「携帯電話“個人利用”実態調査2007」より

 熾烈なシェア争いが続いている携帯電話市場では、ここ数ヵ月だけでも、各キャリアから様々な新サービスが打ち出されている。果たしてユーザー側は、自分が使用している携帯電話に対してどのような評価を下しているのか。不満や要求があるとしたらキャリアの新サービスはそれらに対応しているのだろうか。 『携帯電話“個人利用”実態調査2007』 (2007年7月発行)の調査結果より、各キャリアごとのユーザー満足度に影響を与える要素について分析した。

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【最新のマーケット情報】

日経BPコンサルティングが実施して媒体に掲載された各種調査結果を紹介

〔政治・社会〕テロ特措法、延長「賛成」4割、「反対」5割
〔衣食住〕賞味期限を過ぎても「食べる」が9割弱、期限表示は8割が「概ね信用」

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