「ガジェット(Gadget)」や「ウィジェット(Widget)」という言葉は聞いたことがあるだろうか。Wikipediaによると
〜引用開始〜
アプリケーションソフトやデスクトップ上で動作する、小規模なアクセサリーソフト。ウィジェットとも呼ばれる。GoogleのGoogle Gadgetなどがある。他にWindows Vista、Mac OS X Tiger、Yahoo!ウィジェットなどもサービスを展開している。Mac OS X Tiger、Windows Vistaの普及によってはガジェットがユーザーPCライフのスタンダードになる可能性もある。
〜引用終了〜
参照:Wikipedia
ブログパーツのようにブログに貼ったり、iGoogleといったスタートアップページに追加できるGoogleガジェットのようなものなども含めると実に多くの種類があるが、簡単に言うとインターネットを彩るアクセサリーやコミュニケーションツールである。
画像とテキストによる表現や機能でユーザーとコミュニケーションが可能なため、新しいウェブの表現として注目を集めている。
Googleは新しい広告フォーマットとしてガジェットを選択、19日「Google Gadget Ads」として試験運用を開始しており、すでにテストに参加している大手企業の間では新しいインタラクティブメディアとして高く評価されているようだ。 参考記事:進化する動画広告−Googleの新広告形式『Gadget Ads』が試験提供開始
ガジェットを利用することの具体的なメリットとしては以下のものがあげられる。
ただ説明を重ねるだけではイメージがしづらいので実際に「Webマーケティングガイド」でガジェットを作成してみる。コラムのRSSを取り込んでタイトルを表示するタイプのシンプルなものを制作。
「制作」とは書いたものの、実はアメリカの無料ガジェット作成サービス「Widgetbox(リンク)」を使用。サイトの指示に従って入力をしていくだけでRSS型のガジェット作成ができる。
トップページで「Make a Blidget」を選択。
ガジェットのコンテンツを配信するサイトのURLを入力して「Continue」をクリック。
自動的にサイトのRSSフィードやロゴなどを抜き出してガジェットを作成。色やタイトル、その他表示にかかわる部分の調整が画面で可能。 ちなみにガジェットの大きさは縦長とレクタングルの2種類から選択可能。 調整が完了したら右上(右下)の「Publish Blidget」をクリック。
設定が完了すると配信画面へ。ユーザーはこのページで設定を変更した後にそのガジェットを自分のブログやiGoogleなどに貼りつけることが可能。
貼りつける形式は各メディアのボタンを押すとiPod風のナビゲーションがされ、それぞれを選択することで組み込みが可能になる。
*実際のガジェットを貼りたいという方はこちらのページからコードの取得が可能。
ブログパーツや動画コンテンツが盛り上がる中、今後それらを統合するプラットフォームとしてガジェットは伸びてくるのではないだろうか。
Googleがガジェットで広告事業をテストするのも、よりリッチなコンテンツが一般ユーザーにより開発され、大手メディアだけではなく、個人ブログの一部となりつつあり、そのネットワークの可能性が非常に大きいということを示しているのではないだろうか。
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