マサチューセッツ工科大学(MIT)の試みが成功すると、大企業と同じようにシングルサインオン認証と承認システムを消費者も利用できる可能性がある。
MITは米国時間9月27日、「Kerberos Consortium」の立ち上げを発表した。同コンソーシアムは、Google、Sun Microsystems、Apple、スタンフォード大学、ミシガン大学の支援を受け、Kerberos認証プロトコルを使うことで、コンピュータネットワークを保護する共通的な認証プラットフォームの構築を目指す。
Kerberosプロトコルは、MITのProject Athenaのために開発され、20年以上存在しているが、主に大企業ネットワーク向けとなっており、一般の消費者向けではない。
しかし、フィッシングなどセキュリティ上の脅威が増加したことで、シングルサインオン認証と承認システムがID盗難に対抗する手段と見なされている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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