マクロミルは9月10日の取締役会で、ニールセン・カンパニーとのPOSデータを 利用した調査サービス事業譲渡に関する基本合意について解消することを決議したと 発表した。
マクロミルとニールセン・カンパニーは、8月15日の基本合意締結以降、従来と同品質のサービスを実現するため、サービス承継の準備をすすめてきたという。その中で、拡大推計データの基礎となる、POSデータ の提供に協力するリテールパネル店舗の確保が難しかった点や、中期的に見た場合、既 存顧客の欠落および新規顧客開拓の可能性が低い点などから事業の採算性を改善する ことは困難であると判断したとしている。
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