インフォコム(吉野隆社長)は9月6日、グループ会社のインフォべック(三浦進社長)が運営している、ERP「GRANDIT」の開発・販売を行う団体「GRANDITコンソーシアム」に、べニックソリューション(白井正紀代表取締役)が新たに加わったと発表した。
「GRANDIT」は、コンソーシアム形式で参加企業のノウハウやスキルを組み合わせて開発したWeb-ERP。04年5月の発売以降、導入実績の合計は200社を超えるという。GRANDITコンソーシアムは、日本企業に適したERPパッケージソフトを開発するために03年10月に設立。今回、べニックソリューションが加盟したことで、参加企業は12社になった。
べニックソリューションは川崎重工業グループのIT関連会社で、同グループ企業向けに、ERPを中心とした基幹システムの構築や運用を手がけている。04年からはグループ企業向けに「GRANDIT」を活用した基幹システムを構築していた。今後は、グループ企業向けの導入で培ったERPシステム開発や運用のノウハウをもとに、一般企業に向けて「GRANDIT」の販売を進める。
また、同社は関西圏に強力な事業基盤を持っており、コンソーシアムでは、ベニックソリューションの新規加入により、重工業/輸送機器製造向け機能やノウハウの融合、関西圏における販売・サポート体制の強化を図る。
インフォコム=http://www.infocom.co.jp/
インフォべック=http://www.infovec.co.jp/
べニックソリューション=http://www.benic.co.jp/
「GRANDIT コンソーシアム」=http://www.grandit.jp/
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