フジヤマは9月7日、動画に字幕をつけて共有できるサービス「Jimax」のベータ版を9月8日より公開すると発表した。現在はアルファ版が提供されている。
Jimaxは、YouTubeなどに投稿された動画やJimax内に用意されたパブリックドメイン(著作権が消滅ないし放棄された状態)の動画に字幕をつけて共有することができるサイト。特徴はソーシャルネットワーキングサービス(SNS)機能を採用した点で、作成した字幕を友人と共有したり、共同で字幕を作成することができる仕組みとなっている。
ユーザーは、Jimaxが用意したパブリックドメインの動画やYouTubeなどに投稿された動画を検索し、Jimaxツールで字幕を付ける。また、字幕を付けてもらいたい映像クリエイターは、個人のサーバなどにアップし、マイ動画として登録することで、字幕作成を依頼することができる。
運営するフジヤマでは、ネット対応型字幕制作ソフト「NATSU」とPC向け多言語字幕視聴ビューアー「MABL」、携帯向け多言語字幕視聴ビューアー「CoMABL」を開発している。Jimaxは、多言語字幕配信システムの簡易版で構成されており、映像翻訳のプロを目指す人はそのままプロ仕様の字幕制作ソフトにステップアップすることも可能だ。
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