[夏休み特集:2007]読者ブロガーが注目した2007年上半期ホットトピック

永井美智子(編集部)2007年08月16日 08時00分
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 昨日、一昨日と、2007年上半期にもっとも読まれた記事のランキングをご紹介した。今回はCNET Japan読者ブログのエントリの中から、もっとも良く読まれた記事を紹介する。編集部や記者の目線とは違う、読者ブロガーの鋭い視点や論説をお楽しみ下さい。

Second Life、PS3が持つ可能性とは

 2007年1月から4月の間には、上半期に大きな話題となった関西テレビの「あるある大事典」問題やSecond Life、苦戦が報じられるソニー・コンピュータエンタテインメントのPLAYSTATION 3(PS3)などを扱ったものがランクインした。

 もっともよく読まれたのは、ブログ「夢幻∞大のドリーミングメディア」の記事「第2の波では組織、第3の波では個人が主体に」だ。番組内で架空の実験データなどを使い問題となった「あるある大事典」の話から、テレビ局をめぐる時代の変化を鋭く突いている。テレビ局を話題にしているが、メディアに関わるすべての人間が謙虚に受け止めなければならない指摘がなされている。

 ランキングにはSecond Lifeにまつわる記事が2つランクインした。「セカンドライフ人気、7つの理由」を書いたKNN神田氏は7月の参議院議員選挙に出馬し、Second Life内で演説するなど、Second Lifeを活用した取り組みを続けている。

 nobunagaou氏の記事「second lifeの7つの不人気に対する反論」は、ITmediaの岡田有花記者の記事「Second Life“不”人気、7つの理由」を元にSecond Lifeに感じる可能性について述べる。

 Second Lifeは7月13日に日本語版が登場し、操作メニューが日本語化されたことで日本のユーザーには少し利用するための敷居が下がり、Second Lifeに関する書籍も相次いで発行されている。また、携帯電話から利用できるサービスなども登場し、仮想世界自体がブームになっている感がある。ただ、CNET Japan オンラインパネルディスカッションでも指摘されているように、現状のSecond Lifeのままでは受け入れにくいという人が多いのも事実。新しいウェブのプラットフォームの1つになるのか、動向を注意深く見守りたい。

 同じく記事が2本ランクインしたのがPS3をめぐるものだ。任天堂のWiiに大差を付けられている中で、どのように次の戦略を描いていくべきか。「夢幻∞大のドリーミングメディア」の「結局、PS3が売れるという構図」はBlu-ray Disc機能が鍵を握っていると指摘し、「Life with Mac and more.」の「PS3が生き残るには」はAppleとの提携という大胆な提言をしている。関係者の皆さんにはぜひ、ご検討いただきたい。

 なお、次世代光ディスクの覇権をめぐっては、「坂本多聞のインサイドアウト」が「CES 2007で米国のアダルトビデオ業界はHD DVDを支持」という記事で、HD DVDの状況を紹介している。Blu-ray Disc、HD DVDとも、現在はまだプレーヤーやディスクの価格が高く、普及のブレイクスルーとなる製品は見えてきていない。

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