「 Google News 」は今週興味深い機能を加えることになる。ここで興味深いというのは、率直に風変わりであるという意味でだ。Google News米国版のユーザーは、記事にコメントを付けることができるようになるが、彼らがその記事に多少関与していることが想定される。このプロセスは万人向けではなく、実に長い検査プロセスを必要とする。コメントと資格を特別に設置されたGoogleの電子メールアドレスに送付した後には、ドメイン名とGoogleスタッフからの電子メールによるフォローアップを通して身元が確認される。このテストを通過すれば、コメントが記事とともに表示されることになる。
Philipp Lenssen氏は「Google Blogoscoped 」で、このようなコメントの例を2つ(1 、2 )発見した。コメントは記事の概要の下側に、実名とタイトルとともに表示される。
これはうまくいくだろうか?Yahooも各記事に特化したフォーラムを備え、多少似たような機能を試してみたが、スパムとトピック以外の会話が増えすぎたため、昨年終わりに閉鎖された。今年初めに復活させる計画もあったが、この機能はまだ存在しない。GoogleのアプローチはYahooとはほぼ正反対で、コメントを専門家に制限している。
唯一の疑問は、Google側で誰が議論の管理を行うのか、彼らにこのような編集上の決定を下す能力があるのか、そして彼らが電子メールの猛襲に対処することができるのかという点である。また、修正やコメントのために、最初に記事の出所を確認せずに、Googleに赴くというのは、果たして記事を充実させるために本当に最善の方法だろうかと疑う。Googleではコンテンツにリンクさせているものの、このシステムをあまり閉鎖的にすると、真の話が現れるのを妨げることになるかもしれない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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