Walk2Webは魅力的なリンクの「検索」ツール

文:Rafe Needleman(Webware.com) 翻訳校正:菊地千枝子2007年08月10日 18時27分

 ブログが印刷メディアと違う点のひとつには、読者に追加的情報を提供するために外部ウェブサイトにリンクするというオプションがあることだ。これは新聞や雑誌ではさほど簡単にはできないことである。インターネットの別名が「World Wide Web」であるように、ブログリンクという意味では、最後にはネスト化した階層のようなものが出来上がる。新しい検索エンジン「Walk2Web 」では、興味深い視覚的な旅の一環として、これらの階層を探索し、各ブログがどこにリンクしているかを知ることができる。

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 まずは、URLを入力する。それはウェブサイトの完全なURLでも良いし、個別のブログのURLだけでも良い。そこからWalk2Webはサイト内を探し回り、全てのリンクを拾い出す。次にこれらのリンクは、初のブログの派生物のように表示される。他に表示されたリンクをクリックすると、さらに探索を続けることができる。各リンクは、外部からのリンクと、外部へのリンクで、色分けされている。クリックされたリンクをコンピュータ音声が読み上げる機能もある(これは邪魔なら消すこともできる)。

 各リンクには各自のプレビューウィンドウがあり、これにはスクリーンショットや、Redditスタイルのプラスとマイナスのボタンといったソーシャルツールも備えている。これによりサイトを評価し、個人的なお気に入りを保存することもできる。また「Del.icio.us」、「Digg」、 「StumbleUpon」といった人気サービスに投稿するオプションもある。Walk2Webに登録すると、後で戻ってこれらのリンクをまた見ることも出来る。IEとFirefox用のスクリーンセーバーとツールバーもある。

 ほとんどの場合、このサービスは信じられないほど速い。スローダウンに遭遇したのは、ページのレビューとサイトがどこにもリンクしていなかった場合だけである。唯一難癖をつけるとすると、画面上でリンクが増えて一杯になったときに、その周りでナビゲートしなければならないことだ。このサービスでは4ウェイコントローラを採用しているが、これが苦痛なのだ。ドラッグやスクロールホイールでのズーミングができる「Google Maps」のようなインタフェースが採用されれば、私は必ずやこれを利用するためにまた戻ってくるだろう。

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この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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