昨年の「 Office 2.0 Conference」(CNETもスポンサーを務めた)では、出席者は入場料に「iPod Nano」が含まれていることを知って大喜びした。これは巧みにカンファレンスのスケジュールに組み込まれていた。
今年、主催者のIsmael Ghalimi氏は予算を引き上げた。カンファレンス出席者は全員、「iPhone」を入手できるというのだ。
iPhoneはこのカンファレンスにおいて、ウェブベースのグループコラボレーション実験で一役買うことになる(われわれが以前述べたとおり、iPhoneはウェブウェアのためのハードウェアだ)と、Ghalimi氏は同氏のウェブサイト上で説明している。さらに出席者のためにiPhoneを発注し、出荷する手配にはWeb 2.0製品やサービスが活用される。それ自体がウェブウェア実験の役割を果たすことになるのだ。
それではここで計算してみよう:早めに購入したチケットは995ドルだ。iPhoneの価格は499ドルか599ドルである(出席者は追加料金を支払うことで高価な8Gバイトバージョンを選択することができる)。するとこのカンファレンスは比較的お買い得といえる。入場料を会社経費で落とすことができるならなおさらだ。その場合、品物を上司には見られないようにしよう。上司はその電話が会社の所有物だと言い出すかもしれない。
ジャーナリスト、ブロガー、その他無料で入場できる人々は、iPhoneはもらえない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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